北海道の毛蟹について、その解禁や旬についてまとめてます。美味しい毛ガニ通販選びにお役立ちできれば幸いです(広告がもあります)。
北海道の毛蟹はいつ解禁になるの?
毛ガニは一年を通じて水揚げされます。年中食べる事ができるとはいえ、ブランド毛ガニは資源保護の為、漁期を設定されている場合もあります。
雄武の毛蟹
例えばオホーツクの毛蟹の場合、2024年は3月15日に解禁となり出港してかごを仕掛け、翌日の16日から漁獲します。
水揚げされたものは「ボイル」とこの解禁時期には「活け毛ガニ」として冷蔵で出荷されます。
2024年の雄武の毛ガニ漁は、3月21日に流氷が再接岸したので、船を出すことができなくなりました。
このような事に近い事が毎年起こります。
又、オホーツク海毛ガニは毎年解禁から4月下旬まで行われるのですが、例えば2022年には資源の問題から4月早々に漁が終わってしまうこともあります。
オホーツク海毛がに漁業協議会全体会議
解禁日と許容漁獲量が決められます。2024年(令和6年)の場合を例にして下記のようにまとめました。- 許容漁獲量は宗谷総合振興局管内前年比320t減の530t、オホーツク総合振興局管内同15t増の135tの計665t。資源保護のために毎年この量まで漁獲されます。この量を元に各漁協に割り当てされます。
- 資源保護のために若ガニではなく、大人の毛ガニ「堅ガニ」を優先使用う
- 操業解禁は3月15日。終漁日は昨年より5から10日間短縮されて8月21日。許容漁獲量が決められるので予定より早く終了する場合もある。
地域ごとの漁獲時期
オホーツク海」での解禁、漁獲時期やその諸事情などを書きましたが、以下に北海道全体の漁獲時期をまとめました。これが、ズワイガニと違って毛ガニが年中食べられる理由となっています。
しかしここでも、資源保護の為の制限があります。
3オホーツク海 | 3から6月(先ほどの通り早く終了する場合あり) |
噴火湾(室蘭など) | 7から8月 |
根室沖 | 9から12月 |
日高沖 | 12月から2月 |
北海道毛ガニの旬はいつ?
「毛ガニの漁獲時期が産地ごとに異なる」「冷凍技術が向上したから1年中楽しめる」などの理由から、旬、と限定されないのが毛ガニです。
しかし解禁直後の獲れ獲れを「活け毛ガニ」として食べたりすることから「解禁」と「旬」は知っておいた方が良いでしょう。
- 夏から秋にかけての毛ガニは脱皮後に成長した身の詰まった毛ガニ
- 冬から春先になると、寒い冬の海はプランクトンが豊富なので、大きくて身がぎっしりと詰まっている毛ガニ
旬の毛蟹で食べチョクをお勧めする理由
産直直送専門の通販サイトの食べチョクでは、解禁直前の毛ガニの予約受付や、販売数量限定の新鮮毛ガニの販売などもやっています。提携漁港の数も多く、年中「今だから販売されている毛ガニ」を探すにはとても使い勝手の良いサイトとしてご紹介しています。
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