うにの中でもその甘くとろける美味しさから、高級うにとして知られるエゾバフンウニの話題、特に、気になる「100gのお取り寄せの場合、いくらくらい?値段相場は?」などについて記事にしています。
目次
エゾバフンウニとは?
エゾバフンウニは中身の色が鮮やかで「赤ウニ」とも呼ばれ(これに対しキタムラサキウニは淡い色合いで「白ウニ」と呼ばれる)、甘み旨みが濃厚で後味も強いことが特長です。イタリア料理やフランス料理店でよく使われます。
まんじゅう状の殻の形状が馬糞に似ていることからバフンウニと呼ばれ、その中でも北方で獲れるものエゾバフンウニと呼まれます。北海道では「ガンゼ」と呼ばれます。
キタムラサキウニに比べて棘が短く褐色で、大型、中身は濃いオレンジ色で、太平洋側では福島県以北、日本海側では山形県以北に、そして潮間帯から水深50mまでの岩礁域に生息しています。
国産のウニの中で最も水揚げが多いのがエゾバフンウニで、国内のほとんどのものは北海道産です
殻から取り出して木箱に入った状態で流通され、生きたままでは売っていません。木箱に入ったウニは、身が溶けるのを防ぎ、発色を良くするためにミョウバンが使われますが、苦みの原因になり、ミョウバン不使用の生ウニは柔らかく、透き通る甘みと旨みがあり、高級うにとしてお取り寄せできます。
産地は?
中身が溶けかかっていたり、オレンジ色から茶色く変少くしているものは鮮度が悪いといわれます。又利尻昆布や羅臼昆布を食べて育ったエゾバフンウニは絶品の味!として高級レストラン、そして取り寄せでも人気です。
北海道での産地とそのそれぞれでの漁期は以下の通りです。
渡島半島(函館) | 12月から9月 |
石狩・後志 医師会利子、小樽市など日本海側 |
5月から8月 |
宗谷 稚内など北部 |
4月から9月、利尻・礼文は6から8月 |
根室 | 12月から6月 |
生殖巣の成熟期から産卵期となる夏から冬にかけては保護のため禁漁となります(具体的な禁漁期は漁協のきまりによる)。
旬は?
一般的に旬は7月から9月と言われますが、北海道では産地によって(漁協によって)漁期が違うので一概には言えない場合もあります。利尻昆布を食べた美味しいうにで有名な利尻礼文のうには6月頃から解禁で8月末まで、中でも「夏場のエゾバフンウニが絶品」といわれています。
100gの値段相場は?
後で挙げます3つの人気ショップで100gの値段を比較してみました。しかし、うに漁が昔ながらにやり方であることから、自然の条件や時期によって漁獲量が変動し、その結果、相場も変動することを了解の上、ご覧ください。
島の人 |
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食べチョク |
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最北の海鮮市場 |
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バフンウニとの違い
バフンウニは全角各地で漁獲されますが、エゾバフンウニは北部、中でも北海道がメインで漁獲されます。しかもバフンウニより大型で希少価値が高く、又旬の時期も違います。
- バフンウニの旬:4月など春ごろ
- エゾバフンウニの旬:7月など夏ごろ
キタムラサキウニとの違い
先ず見た目の色(キタムラサキウニは濃い紫、エゾバフンウニは淡い薄い茶色)や棘の長さ(キタムラサキウニは長い)などが違います。そしてエゾバフンウニの濃厚な味や甘さから、エゾバフンウニの方が高級で高価に扱われています。
キタムラサキウニとムラサキウニ
これもエゾバフンウニとバフンウニとの違いと同じで、よく似ているのですが、北で獲れるキタムラサキウニの方が大きくなる、という点が違いです。
おすすめエゾバフンウニ取り寄せ
口コミランキング、大手通販のレビューなどから、島の人、食べチョク、最北の海鮮市場の3つのお取り寄せをピックアップしました。ところで、この他、北海道各地のふるさと納税返礼品としてエゾバフンウニはさいようれています。
島の人
礼文島内に店舗がある
うにの販売を長年続けており、礼文島内に実店舗を持つ、利尻礼文の雲丹を知り尽くした「島の人」は、礼文島内の全ての漁業協同組合の入札権を持っています。利尻・礼文の新鮮で旬の美味しいウニを選別して仕入れる事ができる、という点が強みで、他にはない独自の特徴です。
エゾバフンウニは、粒の大きさなどでいくつか種類があり、解禁後の予約販売対応、2パック以上のまとめ買いで送料無料など、その通販実績やサービス対応で一歩リードしている、と言って良いでしょう。
主力商品「島雲丹」 |
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内容・価格 |
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注意事項 |
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食べチョク
利尻のうに漁師産直
利尻島ので昔ながらのうに漁を続ける漁師さんが自分で選んで加工したうにお取り寄せ、です。産直サイと「食べチョク」ならではの利尻うにお取り寄せで、6月からのシーズンインで注文殺到、旬の時期だけも販売商品です。
商品 |
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内容・価格 |
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注意事項 |
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最北の海鮮市場
ベストフード賞受賞のエゾバフンウニ
利尻昆布を食べて育った利尻礼文産の「エゾバフンウニ」を取り扱っており、毎年6月解禁後の販売で、予約やメールでもお知らせなどで対応しています。「最北の海鮮市場」はベストフード賞を4年連続受賞している実績がある北海道特産品お取り寄せショップです。
主力商品 |
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内容・価格 |
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注意事項 |
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うに通販取り寄せ記事一覧
*うに通販の話題、Wiki
海鮮お取り寄せ-人気記事ランキング、話題など
海鮮の旬は?
いくら | 秋口で9月から11月 |
うに | 「キタムラサキウニ」は6月から8月、三陸沿岸と北海道 「エゾバフンウニ」は6月から少し長く11月、主に北海道 「バフンウニ」は1月から4月、主に北海道 「アカウニ」は10月から11月と短い、東京湾から南、九州西側沿岸 |
ホタテ | 青森は夏で5月から8月、冬12月から3月の2回 北海道オホーツク根室「地撒き式」:6月から10月 北海道日本海噴火湾「垂下(すいか)式」:12月から3月 |
牡蠣 | 岩牡蠣(日本海側、天然もある)6月から9月 真牡蠣(太平洋側、ほぼ養殖)10月から4月の約半年間 |
ふぐ | 冬「秋の彼岸(秋分の日9月23日の前後7日間)から春の彼岸(春分の日3月20日の前後7日間)まで」 |
鮭 | 秋から冬 |
クエ | 冬:鍋のイメージ、年中美味しい |
海鮮通販お取り寄せで特に、うにや牡蠣など生で冷蔵で送られてくる通販は、到着後できるだけ早く食べるようにしましょう。又冷凍のものは、その解凍方法も注意しましょう。
ふぐ通販、ふぐ取り寄せ
ふぐの旬は11月から2月の冬の寒い時期で、実際この時期にふぐ通販お取り寄せは数多く販売されています。「てっさ」とはふぐの刺身、ふぐ刺しのことで、「てっちり」とはふぐのちり鍋、ふぐちりのことです。ちり鍋とは? |
ちり鍋(ちりなべ)とは、白身魚の切り身を野菜や豆腐とともに水煮にした日本の鍋料理で、煮汁は味付けをしない淡泊な味わいが特徴で、ポン酢などをつけて食べるのが一般的です。 |
こちらは山口本舗きらくのふぐ刺し(てっさ)約4人前、当方がお正月に注文したもの、てっさ三昧!美味しかった、です。
淡路島の3年トラフグとは、兵庫県は淡路島の「若男水産」、、自家漁場で3年間育てたトラフグの事で、ふぐ通販で人気です。全国の養殖フグは2年が多く、3年育てたふぐは絶品!と評価されています。
ふぐ通販の中でも高級でギフトでも喜ばれるものは、下関などふぐで有名なブランドのふぐ名店のお取り寄せで、ふぐ刺し(てっさ)、ふぐちり(てっちり)、ふぐ唐揚げなど一式セットになっているものが人気です。
大阪のふぐといえば「黒門市場」が有名ですが、黒門市場、大阪中央卸売市場などで店を構えるところが全国に宅配発送するふぐ通販も人気となってきました。
ふぐのふるさと納税返礼品は多数ありますが、一部ピックアップしました。
- 長崎県松浦市:玄海灘産最高級とらふぐひれ付きフルコース
- 香川県多度津町:とらふぐ全部入りセット(冷凍)
- 島根県浜田市:ふぐ鍋天然国産島根県浜田産1.5kg
活ホタテと冷凍ホタテの通販
活ホタテの一例として「殻付き活けホタテ貝 約200g5枚、税込2,138円」を挙げて言いますと、保冷剤又は氷が入って送られてきます。生きている又は仮死状態ですので、指を貝殻で挟まれないように注意する必要があります。冷蔵保存で賞味期限2日ですが、着いてすぐに他B他方が良いでしょう。又「200g」ぐらいから「活けホタテ通販特大」として販売されていて、300gの大きい活ホタテがあります。一方、冷凍ホタテは貝柱のみのむき身になっているものでが多く、保存がきく点が良いところです。ホタテ通販でふるさと納税の返礼品に採用している市町村は、やはり、北海道が多く、北海道紋別市、北海道枝幸町、北海道根室市などで冷凍、お刺身用などブランド帆立が多数ラインナップされています。
うに通販について
うに通販は、塩水うにとして冷蔵パック品が多く、ミョウバン不使用や無添加のものが高級品としてギフトに使われたりします。北海道はエゾバフンウニ、礼文や利尻、小樽、積丹半島などが有名です。美味しいうにとして、よく言われる事は「ワカメと昆布を沢山食べて育った美味しい粒うに」などうにの産地のエサの質を挙げて説明されている事が多いです。無添加、塩詰めの塩水生うにを産地直送で通販するところの多くはこの内容を挙げています。生のウニの食感と風味を残したまま、と評価の高いうに通販です。
うにのふるさと納税返礼品をいくつかピックアップしました。
- 北海道根室市(エゾバフンウニバラ詰め180gが2折「2021年1月中旬以降発送」
- 北海道釧路市(鮮度抜群!極上生えぞバフンうに生うに折250g)
- 北海道網走市:網走産ノン冷凍「極上の生エゾばふんうに」100gが2
いくら醤油漬け通販について
いくら醤油漬けは海鮮丼には定番のメニューで、こちらも北海道の通販「宗谷・オホーツク」メインで次いで岩手県、宮城県、新潟県村上市なふどが産地として有名です。いくらとすじこ(筋子)の違い、についてです。いくら、すじこ(筋子)はどちらも鮭や鱒の魚卵の事です。ではその違いを簡単にまとめてみました。
すじこ(筋子) | 卵巣に入ったままの未成熟の卵で卵巣膜でつながった状態のもの 東北では塩漬けにしたものが「筋子」まだ手を加えていないものが「腹子」 |
いくら | すじこから膜をとって卵をバラバラにしたもの イクラ丼と言われますが、筋子丼とは言いません |
又、辛子明太子といえば、福岡博多ですが、売上でみても、ふくや、ますや、かねふく、福さ屋など有名明太子通販が揃っています。
クエ鍋通販お取り寄せについて
「鍋料理の王様」と呼ばれるクエ(福岡では「アラ」と呼ばれる)の旬は寒い時期、10月下旬から2月で、ふぐ同様この時期に クエ鍋お取り寄せが多数販売されています。- 和歌山日高地方では1m以上ものクエをかついて奪い合う「クエ祭り」が現在にまで伝わっている
- お鍋のだしはお水と昆布だけ、クエのあらから入れて、野菜、くえの切り身を順に入れアクはマメにすくい出すのがコツ
- クエの刺身とクエ鍋のセットが人気のお取り寄せ
- クエの成魚は全長60cmほどだが、稀に全長1.3m・体重30kgなどの大型は捕獲されてニュースになる